5月~6月に家庭での歯垢チェックと各学級での歯みがき教室がありました。
1・2年生は大事な永久歯「6さいきゅうし」が生えてきています。むし歯になりやすい「6さいきゅうし」を守ることが大切です。
3・4年生は乳歯と永久歯が半々でちょうど生えかわり時期です。歯垢が残ってむし歯になりやすい時期なので、歯の形に合わせて細かくみがくようにします。
5年生は、思春期の入り口で歯茎の炎症も気になる頃です。歯肉炎や歯周病を防ぐため、歯肉の境目をやさしくみがくようにします。
6年生はほぼ永久歯に生えかわり、7番目の奥歯が生えてくる頃です。一生使う大切な歯をこれからも「酸」から守っていくことが大切です。
糖分をエサに増えたむし歯菌が出す「酸」の影響の他、身近な飲み物にも歯を溶かしやすいものがあります。先生の子供の歯で実験をしてみました。
歯を酸性のものに浸けると・・・炭酸飲料につけた歯は、溶けたところに飲み物の色が付き真っ黒になりました。硬さも少しやわらかくなりました。酢につけた歯は、表面が白い粉状にもろく崩れました。触ると軟骨のようにやわらかく、プニプニしました。鉄より硬い歯でも酸で溶けることが分かりました。
<感想>・ジュースをよく飲むので、飲んだ後は歯みがきをていねいにしたいと思いました。実験で歯の色が変わっていたのでびっくりしました。
・前よりきれいにみがくように意識していたけれど、飲む物でもあれほど違うとは思っていませんでした。遊ぶときにジュースを飲んでいるので、その後でしっかりお茶や水を飲んできれいな歯でいたいと思います。
・寝ているときに菌が一番繁殖していることが分かったので、入念に歯をみがきたいと思いました。歯ブラシの向きに気を付けてみがくよう心がけたいです。
むし歯になりやすいおやつや飲料があります。夏休み期間中も気を付けましょう。
家庭での歯垢チェックのご協力をありがとうございました。
保健だよりの7月号もご一読ください。