経嶽山の自然を見つけよう ~1,2年生~

雨模様の日が続く中、貴重な晴れ間となった7月13日、
経嶽山の散策に出発です。
最初は、教室で、金山小学校と猿楽小学校とが交流を始めるきっかけについて学習しました。
疎開してきた子供たちは、翁徳寺で寝泊まりしていて、寂しいときに経嶽山の頂上に登って、「おとうさん、おかあさん」と叫んだそうです。

翁徳寺に着き、境内から経嶽山の頂上へと登っていきます。

頂上からは、新湊大橋までを見渡すことができました。
疎開してきた子供たちのように
大きな声で「おとうさん、おかあさん」と叫んでみました。

この後は、経嶽山を尾根伝いに歩いて境内に戻ります。
頭上には、覆いかぶさるように茂った木々の葉っぱ、足元には、キノコ。

そして、チョウやバッタの昆虫たちが、葉っぱの上や草むらなどにいました。
おやおや、子供たちの手にはわらび、頭にはショウリョウバッタが見えます。

境内に戻ってから、活動の振り返りをしていると、「あれなに⁉」という声が。
遠くからじっとこちらを見ているのは、なんと、カモシカでした。
子供たちが叫んでも、手を振っても、座ったままです。
草取りをしていらっしゃる方に聞くと、つがいでこの辺りに住んでいるのだとか。
イノシシみたいには向かってこないそうで、いつも様子を見ているだけ。
少し安心です。

たくさんの自然のものを見付けることができました。