虫となかよし ~1年生~

10月20日。秋晴れのよいお天気。
子供の頭には、赤とんぼ。
この日、3週間、教室に飼っていたコオロギを、築山に戻しにいきました。
そして、最後の虫捕りです。

築山には、以前に比べて種類や数が減りましたが、それでも、一人一人が捕まえることができるほどの、十分な数の虫たちがいます。

最初のころ、ただ、怖がったり「嫌い」といったりするだけの子供も、
今は、自分で捕まえることができ、優しい気持ちで接しています。
ただ、捕まえることが好きだった子供たちも、傷付けないように気を付け、
捕まえても、また、そっと自然に逃がしてやります。
大切な、仲間という感じです。

「虫」は、大自然のほんの一部ですが、それらを「知る」、それらに「触れる」、
そして、それらを「好きになる」ということが、
地球上の全ての生き物たちを大切にしようとする心に、
いつかつながっていくことを、願っています。